https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

COP20 先進国と途上国の対立鮮明に NHKニュース

南米、ペルーの首都・リマで開かれているCOP20で、各国は温室効果ガスの排出削減を先進国だけに義務づけた「京都議定書」に代わり、すべての国が参加する2020年以降の新たな枠組みについて協議しています。
枠組みづくりの争点を話し合う作業部会では、早ければ来年3月末までに提出する温暖化対策の目標をどのような内容にするかについて協議を行い、11日までに各国の主張が出そろいました。
しかし、温暖化による被害を防ぐ対策などのために途上国で必要となる資金を先進国が支援することも目標に盛り込むかどうかや、経済成長を遂げた先進国と経済力に乏しい途上国との間で目標にどう差をつけるのかなどを巡って、先進国と途上国との対立が一層鮮明になっています。
11日午前には、作業部会の共同議長が各国の意見を取りまとめた議論のたたき台を示そうとしましたが、途上国側が反発して協議が中断するなど、着地点が見いだせない状況になっています。
COP20では、来年末の合意を目指す新たな枠組みに向けて道筋をつけることが求められていますが、予定された残る1日余りの日程で意見の対立が解消できるのか、予断を許さない状況です。