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花形運用者より数学者とコンピューター、11月好成績ファンド - Bloomberg

クオンツの勝利だ。11月はコンピュータープログラムに基づいて売買するヘッジファンドが特に好パフォーマンスを挙げ、今年の成績上位に顔を連ねている。


人工知能開発に携わったことのある科学者で、元数学オリンピック出場者が運営するトゥー・シグマ(運用資産2400万ドル=約28億5000万円)は11月にプラス10%の成績を上げ、年初来のリターンが47%となった。


キャンタブ・キャピタル・パートナーズも11月がプラス18%の好成績となり、年初来では32%のプラス。アスペクト・キャピタルも11月にプラス12%と好調だった。


科学者や数学者、技術者らが、花形運用者よりも巧みに異なる市場間での価格の乖離(かいり)を見つけ、原油の暴落や一部の国債から利益を上げている。コンピューターモデルを駆使して市場トレンドを読むファンドの成績をまとめたニューエッジ・トレンド指数は今年11月末までに17%上昇。さまざまな戦略のヘッジファンド業界全体に連動する指数のプラス3.7%を大きくを上回っている。