https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

米大統領、キューバとの国交正常化交渉開始を発表 | Reuters

オバマ米大統領は17日、1961年以来国交を断絶しているキューバとの国交正常化に向けた交渉を開始すると発表した。両国は相互に大使館を設置する方針。


オバマ大統領は米東部時間正午(日本時間18日午前2時)に声明を発表。米国のこれまでの対キューバ政策は時代遅れなもので、効果はなかったとし、政策転換は「正しい」との認識を表明。「米国は過去のくびきからの解放を選択した」と述べた。


オバマ大統領はまた、米国とキューバの間の協議を取り持ったとしてカナダ政府に謝意を表明した。


オバマ大統領は前日、キューバラウル・カストロ国家評議会議長と約1時間にわたり電話で会談している。


大統領の発表に先立ち米政府高官は、対キューバ強硬路線は効果を示していないとの考えがオバマ政権内に存在していたことが政策転換につながったとし、「米国の外交政策で賞味期限が切れたものがあったとすれば、それは対キューバ政策だった」と述べた。

CNN Breaking News

White House releases photo by @petesouza of Obama's call with Castro on Tuesday. http://cnn.it/1wKQYqJ

OutFrontCNN

#AlanGross freed from Cuba in historic deal. @CNN_Oppmann, the only US TV reporter based in Havana has the latest.

OutFrontCNN

Cuba deal: WH says Pope Francis wrote letters to both countries and hosted meetings at the Vatican. @Acosta reports.

米 キューバと国交正常化交渉開始へ NHKニュース

オバマ大統領は17日、日本時間の18日午前2時すぎから、ホワイトハウスで国民に向けた演説を行いました。
この中で、オバマ大統領はキューバとの関係について「50年以上にわたる政策の最も重大な転換を行い、これまで失敗してきた時代遅れの手法を終わらせる」と述べました。
その上で「新たな章の始まりだ。関与を通じてキューバ国民を支援し、われわれの価値を促進できると確信している」と述べ、キューバに対する政策を抜本的に転換する方針を表明しました。
具体的にはキューバとの間で国交正常化交渉を直ちに開始するほか、数か月以内に、キューバの首都ハバナアメリカ大使館を設置するということです。
さらにキューバへの渡航や送金を緩和するとともに、原則として禁止してきたアメリカ製品の輸出を建築資材や携帯電話など一部について認めるとしています。
また、オバマ大統領はキューバカストロ国家評議会議長と前日、電話で会談したことを明らかにするとともに、キューバ人の工作員3人を解放する一方、キューバで投獄されていたアメリカ人ら2人が釈放されたことを発表しました。
アメリカはキューバ革命などを受けて1961年に国交を断絶し、経済制裁を科すなど対立関係にありました。
ただ、オバマ大統領はキューバへの制裁を強化したブッシュ前政権の封じ込め政策を見直し、制裁の緩和を進めてきました。
オバマ大統領としてはキューバ民主化を促すとともに任期が残り2年となるなか、みずからの功績としたいねらいがあるとみられます。
これに対し、アメリカ議会からは「キューバテロ支援国家だ」などとして反発も出ていて、オバマ大統領の対話を重視する外交政策が成果を出すのか注目されます。

「キューバのカストロ議長もテレビ演説」 News i - TBSの動画ニュースサイト

 キューバラウル・カストロ国家評議会議長も、オバマ大統領と同じ時間に国民に向けたテレビ演説を行いました。


 「キューバアメリカは違いはあるが、洗練したやり方でともに生きる方法を身につけていかなければならない」(キューバ ラウル・カストロ国家評議会議長


 キューバラウル・カストロ国家評議会議長は17日、国民に向けたテレビ演説を行い、「キューバアメリカは外交関係を樹立することで合意した」と明らかにしました。


 カストロ議長は、オバマ大統領の決断に感謝を示したうえで、「交渉を通じて、多くの問題の解決策を分かり合うことができた」として、「お互いの国民のために、特に渡航や郵便、通信の分野で規制を緩和するべきだ」と話しました。


 また、カストロ議長は、交渉の過程でローマ法王フランシスコとカナダ政府の協力があったことを明らかにし、感謝の言葉を述べました。

カストロ議長も米との交渉開始認める NHKニュース

キューバラウル・カストロ国家評議会議長は、アメリカのオバマ大統領と同じ時間に(日本時間の18日午前2時から)テレビ演説を行い、「前日にオバマ大統領と電話で話し、両国が抱える問題の解決に向けて前進できると確認し合った。オバマ大統領の決断に敬意を表する」と述べ、アメリカとの国交正常化交渉を始めることを認めました。


そのうえで、「これですべての重要な問題が解消したという意味ではない。キューバの国民に影響を与えている経済封鎖などは、やめなければならない。特に、両国の市民の渡航や郵便、通信の制限は取り除かなければならない。しかし、多くの課題に解決策が見いだせると考えている」と述べ、こうした問題の解決をアメリカ側に求めていく考えを示しました。

今回の合意を受けて、ロシアのリャプコフ外務次官は17日、インターファクス通信に対して、「ロシアは今回の合意を肯定的に受け止めている」と述べ、歓迎する姿勢を示しました。
しかし、これまでロシアのプーチン政権は、「アメリカの裏庭」と呼ばれる中南米地域で、反米左派の立場を取るキューバベネズエラなどと、経済や軍事技術をはじめとしたさまざまな分野で協力を進め、アメリカをけん制してきました。
またキューバも、ロシアによるクリミア半島の一方的な編入を事実上無効だとする国連総会の決議案に北朝鮮と共に反対するなど、ロシアとの関係を重視してきました。
それだけに、プーチン政権はアメリカとキューバとの関係改善が進めば、今後の中南米地域への外交の見直しにもつながりかねないとして、交渉の行方を強い関心をもって見守っているものとみられます。

米とキューバ 来月から国交正常化交渉開始 NHKニュース

アメリカのオバマ大統領は17日、ホワイトハウスキューバとの関係について演説し、「50年以上にわたる政策の最も重大な転換を行い、これまで失敗してきた時代遅れの手法を終わらせる」と述べ、キューバ政策を抜本的に転換すると表明しました。
一方、キューバカストロ国家評議会議長も同じ時間にテレビ演説を行い、「前日にオバマ大統領と電話で話し、両国が抱える問題の解決に向けて前進できると確認し合った」と述べました。
アメリカ政府は来月、ジェイコブソン国務次官補が率いる代表団をキューバに派遣し、国交正常化に向けた交渉を開始する方針です。
また、数か月以内にキューバの首都ハバナアメリカ大使館を設置し、キューバへの渡航や送金の制限を緩和するほか、テロ支援国家の指定も見直すとしています。
オバマ大統領は、これまでの封じ込め政策では成果を得られなかったとしてキューバへの関与を強めることで民主化を促したい考えで、残り2年の任期中にキューバを訪問することも排除しないとしています。
一方、キューバとしては、アメリカの経済制裁の緩和で各国からの投資を呼び込み、低迷する経済の回復につなげたいという思惑があります。
アメリカとキューバは、キューバ革命などを受けて1961年に国交を断絶し、半世紀以上にわたって冷戦の終結後も対立関係にありましたが、歴史的な転換点を迎えました。