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独財務相「改革意欲そぐべきでない」、ECB国債購入に慎重姿勢 | Reuters

ドイツのショイブレ財務相は、欧州中央銀行(ECB)の国債買い入れに慎重な見方を示し、同様の立場を表明するワイトマン・ドイツ連銀総裁を支持する考えを明らかにした。27日付ビルト紙のインタビューで語った。ショイブレ氏は、ECBは独立して政策を決めることができると指摘。


そのうえで「緩和資金が、一部の国で改革意欲をそぐようなことがあってはならない。構造改革のほかに選択肢はない」と述べた。


イトマン氏がECBで十分な影響力を持つかを問われたショイブレ氏は「われわれが最強の経済国だとしても、いつも主張を押し通せるわけでない。最終的に妥協が必要だ。しかし、ワイトマン氏の主張は強力で、ECB内で注目されている」と話した。


また、自身がメルケル首相とともに、ECBのドラギ総裁とオープンに対話しているとも述べた。

ECBの国債買い入れ、今のところ必要ない=ドイツ5賢人委員長 | Reuters

ドイツ政府の経済諮問委員会(5賢人委員会)のシュミット委員長は、欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏の成長刺激のために国債買い入れを始める根拠は今のところ見当たらないと指摘した。


同委員長は独紙ウェルト日曜版に対し、「成長支援に向け様々な措置をECBは導入した。国債を買い入れる理由は今のところ見当たらない」と述べた。


シュミット委員長はデフレリスクは排除できないとしつつ、「問題は、まだ見通しさえもない価格下落に予防的に対応すべきかということだ。その理由は見当たらない」と語った。


実際に必要になった場合、ECBは国債買い入れでデフレに迅速に対応することができると指摘する一方、ECBが措置を講じれば講じるほど、フランスやイタリアで必要な改革が先延ばしになるリスクが拡大するとの見方も示した。