防衛省によりますと、27日午後2時半ごろ、長崎県対馬の北東沖およそ310キロの日本海を中国海軍の駆逐艦など4隻の艦艇が航行しているのを、海上自衛隊の哨戒機や護衛艦が確認しました。
4隻はその後、対馬海峡を抜け、28日朝までに東シナ海に入りましたが、領海への侵入はありませんでした。
防衛省によりますと、4隻は今月4日、鹿児島県沖の大隅海峡を抜けて東シナ海から太平洋に進み、日本列島を1周するように北上して、3日前の今月25日、北海道とサハリンの間の宗谷海峡を通過して日本海に入るのが確認されています。
中国海軍の艦艇による日本列島を1周するような行動は去年7月以来で、防衛省が今回の航行の目的について分析を進めています。
一方、宗谷海峡では27日午後3時ごろ、ロシアの原子力潜水艦1隻が駆逐艦1隻と共に浮上しながら航行しているのが確認され、防衛省が分析を進めています。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141228#1419763113
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141224#1419417974