美術史が好き!:知のミクロコスモス: 中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー
近年は専門分野の研究で細分化が進み、専門外の分野に口をはさんだり参照することが難しくなっている、といわれています。
でも、中世・ルネサンス時代は、一人の人間が複数の分野にまたがって活躍している時代。
深く理解するにはどうしても分野をまたがる必要があり、そのために特定の人物のテキストや作品群を、分野をまたがりその時代の社会的な背景を踏まえて再評価する必要がある、それがインテレクチュアル・ヒストリー の手法であり楽しみ方でもあります。