新名神高速道 未明にかけ4キロの区間で車動けず NHKニュース
西日本高速道路によりますと、新名神高速道路の下り線では1日夕方から滋賀県の草津田上インターチェンジを先頭に4キロにわたって雪の影響による渋滞が起き、多くの車が動けなくなったということです。
除雪作業を進めた結果、この状況は2日午前3時ごろに解消し、動けなくなっていた車は新名神高速道路に接続する名神高速道路の瀬田東インターチェンジなどから一般道に抜けることができるようになりました。
消防によりますと、車に乗っていた7人が気分が悪くなったなどと訴え、病院に搬送されたということです。
この影響で、新名神高速道路は滋賀県の草津ジャンクションと三重県の亀山ジャンクションの間の全線で現在も通行止めとなっています。
関西の高速道路では通行止めが相次いでいて、名神高速道路が滋賀県の栗東インターチェンジから京都東インターチェンジの間の上下線と、岐阜県の養老ジャンクションから滋賀県の米原ジャンクションの間の下り線。
京滋バイパスが京都府の宇治西インターチェンジと滋賀県の瀬田東ジャンクションの間の上下線で通行止めになり、除雪作業が進められています。
名阪国道で一時約100台立往生 徐々に解消へ NHKニュース
名阪国道では1日午後4時ごろから、雪の影響で三重県亀山市のおよそ3キロの下りの区間でスリップしたり、上り坂で動けなくなったりした車が相次ぎました。
道路を管理する北勢国道事務所が、1日午後11時ごろに国道に設置したカメラで確認したところ、およそ100台が立往生していたということです。
国道事務所は1日午後10時に関インターチェンジと伊賀インターチェンジの間の下り線を通行止めにするとともに除雪作業を進め、現在、車の立往生は解消されつつあるということです。
「名阪国道」は三重県亀山市と奈良県天理市を結ぶ自動車専用の国道で、亀山市から伊賀市にかけては山の中を走るカーブや傾斜が続く区間になっています。
三重県内は1日昼過ぎから北部や中部の広い範囲で雪が降っていました。