NHK「花燃ゆ」では、長州藩の軍学教授・吉田松陰が「孫子の兵法」によって日本民族の生き方を教えている - 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
孫武(
紀元前544年〜紀元前496年)が、呉王・闔閭に仕え、百度戦って百度勝利して残した教え「孫子の兵法」は、奈良時代の学者・公卿である吉備真備(695年〜775年)が遣唐留学生として、阿倍仲麻呂・玄硃らとともに入唐し、735年に多くの典籍を携えて帰朝したなかにあった。これを平安時代随一と言われた学者・大江匡房が大成した。この大江匡房の子孫が大江朝臣毛利元就が実戦に応用して、中国・四国・九州を制覇して120万石の戦国大大名となった。その末裔が、長州萩藩の軍学教授・吉田松陰ら「幕末の青春群像」であった。いまから147年前の明治維新に導いた。
「何のために学問をするのか」という吉田松陰の言葉は、現代の日本民族に、「出世のためか」、「カネ儲けのためか」という問いを鋭い刃の如く突き付けている。「公のために生きるのか」それとも「私利私欲のために生きるのか」と。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141125#1416911824
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20131216#1387192068