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英首相 EU離脱賛否の国民投票前倒しも NHKニュース

イギリスのキャメロン首相は、EUの統合がさらに進んでイギリスの主権が制限されることに反対しており、EUと改革に向けて交渉する一方、国内では2年後に国民投票を行ってEU離脱の賛否を問うと公約しています。
キャメロン首相は4日、イギリスの公共放送BBCのテレビ番組に出演し、ことし5月の議会選挙後も政権が継続した場合、「国民投票を早められるのであれば、喜ばしい」と述べ、国民投票を前倒ししたいという考えを明らかにしました。
キャメロン首相は、EUがイギリスの主張を受け入れて改革を実行すれば、EUにとどまることがイギリスの利益になると説明する一方、「求める成果が得られなければ、いかなることも排除しない」と述べ、EUとの交渉の結果次第ではEU離脱も選択肢だと示唆しました。
イギリスは、EU域内の人の移動の自由についても、移民が急増しているとして制限の強化を求めていますが、こうした改革にはEU加盟国のすべてから合意を取り付ける必要があり、実現性は不透明です。イギリスで5月に行われる議会選挙では、キャメロン首相のEU政策も争点の1つで、有権者がどのような判断を示すのか、注目されます。