https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

Hemmi Tatsuo

18世紀初頭の英国思想家シャフツベリは、宗教的不寛容に対する批判として〈嘲笑〉の価値について論じた。「真理は多方向の光を浴びて検討されねばならない」と彼はいった。嘲笑とは異なる文脈で対象を見つめ直すこと。それゆえ「真理が確かめられるためには〈嘲笑〉試験にかけられる必要がある」。

Hemmi Tatsuo

銃弾に倒れたパリの政治風刺漫画家たちが、生前のインタビューで「たとえ宗教であろうと笑いの対象とすることを禁じてはならない。イデオロギーなのだ」と繰り返し語っていた。宗教的タブーを嘲笑試験にかけることは社会的寛容の確立のための不可欠の条件であること。漫画家たちはそれを知っていた。

Hemmi Tatsuo

仏人の研究者から返事が来た。今こそ" transmettre, expliquer, illustrer pourquoi la tolérance est au coeur de notre survie et de notre vie"が急務な時はないと思う、と。

Hemmi Tatsuo

「なぜ寛容の精神が私たちの生存、私たちの生命の核となっているのか伝え、説明し、例示していくことこそが急務だと思います」と。