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仏新聞社 預言者の風刺画を掲載へ NHKニュース

「シャルリ・エブド」は14日に事件後初めての新聞を発行するのに先立って、その内容をメディアに公表しました。
「生存者の号」とのタイトルが付けられた最新号の表紙には、イスラム教を象徴する緑を背景に「私はシャルリ」というメッセージを持ったイスラム教の預言者ムハンマドを描いた風刺画が掲載され、「すべてが許されます」ということばが書かれています。
イスラム教では、預言者の姿を描くことは教えに反し、預言者を冒とくする行為だとされています。
最新号に掲載される風刺画について、新聞社の弁護士はフランスのラジオ局の取材に対し、「風刺画は預言者だ」としたうえで、「われわれは、冒とくする権利も含めて一歩も譲歩しない。そうでなければ多くの犠牲を払った事件の意味が失われる」と説明しました。
この新聞社では、最新号の発行部数をこれまでの6万部から300万部に増やして25か国で販売する予定ですが、今後、イスラム教徒の反発を招くことことも予想されます。

新聞社 どんな形でもシャルリの魂残す NHKニュース

フランスの新聞社「シャルリ・エブド」は、記者や風刺画家など12人が殺害された襲撃事件後、初めてとなる新聞を14日に発行するのを前にジェラル・ビアール編集長ら3人が記者会見しました。
この中で、ビアール編集長は「今回の最新号は、痛みと喜びを織り交ぜて作り上げたもので大変だったが、ここまでたどり着けてうれしい」と喜びを語りました。
そのうえで最新号の表紙に、「私はシャルリ」というメッセージを持った預言者ムハンマドを描いた風刺画を掲載したことについて、風刺画を描いたレナルド・ルジエさんは、「テロリストが描いてほしいものではなかったが、われわれが描きたかったものだ」と述べました。
そのうえで「今回で終わりにしたくはない。どんな形になるにせよシャルリの魂を残すべきで、これからもシャルリを作り続けていきたい」と述べ、テロに屈することなく今後も新聞の発行を続けていく姿勢を強調しました。
イスラム教では、預言者の姿を描くことは教えに反し、預言者を冒とくする行為だとされ、最新号の表紙を巡っては賛否が分かれた議論が起きています。
最新号は、フランス語以外にも今回は特別にアラビア語を含む5か国語に翻訳され、25か国で発売される予定です。

仏連続テロ:「表現の自由、制限ない」風刺画家が会見 - 毎日新聞

 14日の同紙表紙は、涙を流すムハンマドが、同紙を支持する「私はシャルリー」と書かれたプラカードを掲げる絵で、「すべては許される」との見出しを付けた。ルス氏は会見で「私たちはようやくこの表紙を見つけた。これが私たちの表紙だ」と語り、批判や反発を承知の上で、議論の末に出した結論だったことをにじませた。ムハンマドについては「また描いたことは申し訳ないが、私たちの描いたムハンマドは涙を流す一人の人物だ」と説明した。

ルス氏は会見中、反対意見や批判を受け止めるユーモアの精神の重要性を繰り返し説いた。「表現の自由とは『しかし』が後に付く(制限付きの)表現の自由ではない」と訴え、「テロの実行犯は、ユーモアが欠如している」と言論を封殺しようとした行為を厳しく非難。そのうえで、「私たちは人々の知性を信じる。ユーモアの知性を信じる」と結んだ。