また販売開始を記念して、2015年1月14日から2015年2月2日までの期間限定で、通常価格 1,900円(税込)のところ特別価格 1,100円(税込)でのセール販売を行います。
三国の編纂者である飯間浩明さんは、この違いを『思わずにやりとしてしまう』新明国と『読む人の胸にすとんと落ちる』三国、『にやり』対『すとん』と簡潔に表現されていました。
また、新明国は、すべての見出し語にアクセント表示を付けてあるのも特徴なのですが、アプリ版では音声データも収録しているので、見出し語の音声ボタンをタップすれば耳で聞いて確認できて、アクセントも明解です。
中型あるいは大型辞典と呼ばれる大辞林に対して、三国と新明国は小型辞典と呼ばれます。この「大型」「小型」という区別は、書籍の持ち運びやすさや見出し語の引きやすさによるものですが、デジタルになると持ち運びやすさという考え方はほとんど意味を失い、引きやすさもあまり変わりません。それでは、デジタルでは収録語数が多い大型辞典がベストであって、それだけあれば良いとお考えの方も、もしかするといらっしゃるかもしれません。
そのあたりを飯間さんが「辞書を編む」で書いておられますが、大型辞典が何百人の体制で作られているのに対して小型辞典はとても少人数で作られている。少人数で、額を突き合わせて作られているから編纂者たちの共通の思いがより濃厚に満ち溢れた内容に仕上がっていて、そこが小型辞典の魅力のように思います。
第1回:小島慶子さん「新明解国語辞典は辞書界の"オジキ"だと思いませんか?」|WEB本の雑誌
文章は言葉そのものな上に後々に残るので書くときは慎重に取り組むようにしています。
ただ、それは『正解』を知りたいからじゃないんです。新明解国語辞典はちょっとおせっかいというか、誰かの個人的見解のようなものが入っている。
――釤調べる釤というよりも、意見を釤聞く釤といった感じですね。
新解7を引く日 【『新明解国語辞典 第七版』刊行記念】:エディテック:ITmedia オルタナティブ・ブログ
よのなか【世の中】〔明鏡国語辞典〕
人と人とが互いにかかわり合って暮らしていく場。社会。世間。また、その事情やならわし。
よのなか【世の中】 〔新明解国語辞典 第五版〕
1. 同時代に属する社会を、複雑な人間模様が織り成すものととらえた語。愛し合う人と憎み合う人、成功者と失意・不遇の人とが構造上同居し、常に矛盾に満ちながら、一方には持ちつ持たれつの関係にある世間。
2. 現在の時点・環境を、これまで経験してきた環境となんらかの意味で比べて批評して言う語。時代。時節。
よのなか【世の中】 〔新明解国語辞典 第七版〕
1. 社会人として生きる個個の人間が、だれしもそこから逃げることのできない宿命を負わされているこの世。一般に、そこには複雑な人間関係がもたらす矛盾とか政治・経済の動きによる変化とかが見られ、許容しうる面と怒り・失望を抱かせる面とが混在するととらえられる。
2. 〔第五版と同じ〕
こうふく【幸福】 〔新明解国語辞典 第七版〕
現在(に至るまで)の自分の環境に十分な安らぎや精神的な充足を覚え、あえてそれ以上を望もうとする気持をいだくことも無く、現状が持続してほしいと思うこと([こと=]心の状態)。
どくしょ【読書】 〔新明解国語辞典 第七版〕
〔研究調査や受験勉強の時などと違って〕一時(イツトキ)現実の世界を離れ、精神を未知の世界に遊ばせたり人生観を確固不動のものたらしめたりするために、(時間の束縛を受けること無く)本を読むこと。〔寝ころがって漫画本を見たり電車の中で週刊誌を読んだりすることは、本来の読書には含まれない〕
どくしょ【読書】 〔岩波国語辞典 第六版〕
本を読むこと。
大辞林を持っているボクが同じ三省堂の新明解国語辞典を買った理由は、こんなにおもしろいから。 - 非天マザー by B-CHAN