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天才たちに学ぶ創造性を生み出す日常生活とは | DHBR編集長ブログ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

 面白いのが、多くの偉人たちが規則正しい生活を好ましいと考えていたということ。かつ、規則正しい生活を実践できた人はさほど多くなかったということ。人によって朝型、夜型が別れますし、食事をきちんと取ってエネルギーに変える人と胃の負担を減らそうと軽食で済ます人も分かれます。

 創作活動をする日常の時間というテーマで浮き上がってくるのが、人との交流、手紙を書く時間、それと散歩の時間という3つの要素です。


 創作活動とは、邪魔の入らない空間と時間が必要な一方で、他者との交流が刺激になります。多くの偉人もどの時間を自分の時間とし、またどの時間を他者との交流にするかを無意識に設計していたように思えます。画家のフランシス・ベーコンは、午前中5〜6時間絵を描き、正午から深夜まで延々と友人たちとパブやレストランで呑んでいたそうです。


 また当時の人の日常生活を読んでいると、どの人も「手紙を書く」ということに多くの時間を取られていたようで、一日の中でどの時間を手紙を書く時間に割くかが人それぞれの習慣として綴られています。電子メールもそうですが、手紙は文化として定着していた時代背景が伺えます。


 また、散歩の習慣も頻繁に出てきます。自然豊かな地に居を構え、一日の始まりに湖畔を散歩する人、都市に住みランチ後に街を散策しカフェを巡る人、仕事を終えての散歩などそのスタイルはさまざまです。

「いつかはだれもが、自分にとっていちばんいい方法がわかる。ほんとうに解明すべき謎は、自分のなかにある」