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記者と研究者  〜日経サイエンス記者古田彩さんの仕事〜 - Togetterまとめ

ううん,研究者は絶対わかってるよ,付け焼き刃だって。学問をやった人と取材で聞きかじった人の決定的な違いは,後者は表面的なことは沢山知ってるけど体系化されてないってこと。だから議論した時に応用が利かない。自分が取材した範囲を1歩超えたら,まるでわからなくなる。

普通、土台を広くしっかり作っとかないと高い塔は立たないじゃん?記者は土台なしにいきなり塔のてっぺんを「教えて下さい」ってくるから,研究者は最小限の土台から一気にスカイツリーの頂上に連れて行くような説明をせざるを得ない。

そういう取材を重ねてるので,記者の知識は超高層の鉛筆が沢山立ってるみたいになる。教えてくれる人は専門家だから,鉛筆の先端は,相当高いところに達している。でもそれはちゃんとした塔にはなってない。鉛筆が沢山立ってるだけ。

それでも根気よく続けていくと,鉛筆の間にだんだん橋がかかり,全体として穴だらけではあるけど,何がしかの構造っぽいものができていく。

なるほど、、、。んじゃあ、素人学問もそうかな。

確かに繋がってはいくね。知識が構造化され,色々なことが取材しやすくなる。でも,それをもって自分で判断できるかっていうと,やっぱできないんだよね。もちろん自分で考え,仮説を立てる必要はあるけど,自分の判断だけで記事を書いたら間違える。記者はどこまで行っても記者