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米大統領 イランへの新制裁法案可決なら拒否権 NHKニュース

核開発問題の包括的な解決を目指す、イランと欧米など関係6か国との協議が18日からスイスのジュネーブで始まるのを前に、アメリカのケリー国務長官とイランのザリーフ外相が14日に続いて16日にはパリで直接会談を行うなど、交渉を加速化させる動きがみられています。
アメリカのオバマ大統領は16日、ワシントンで行われたイギリスのキャメロン首相との首脳会談のあとの記者会見で、「外交交渉による合意の可能性は残されており、現時点ではそれが最善の方法だ」と述べ、交渉による解決は可能だと強調しました。
そして野党・共和党が主導権を握る議会で、イランへの新たな経済制裁の法案の可決を目指す動きが出ていることについて、「交渉を台なしにするような議論はよくない。議会は、交渉が失敗すれば軍事衝突の危険性が高まることを理解すべきだ」と述べたうえで、仮に新たな経済制裁の法案が可決されれば、拒否権を行使する考えを示しました。
オバマ大統領は、外交交渉でイランの核開発問題の解決を目指す方針ですが、野党・共和党はイラン側との協議が難航していることを批判し、イランへの圧力を強めたい構えです。