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長期的な金融の安定が量的緩和の目的に━ECB専務理事=仏紙 | Reuters

欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は、仏日刊紙リベラシオンのインタビューに対し、ユーロ圏の長期的な金融状況を安定させることが、量的緩和(QE)実施の目的になるとの見解を示した。


ECBは国債買い入れ型のQEが特定の国に重点を置くのか、包括的に実施するのかを決めることが必要だと指摘。「QEの目的は、インフレ安定化を担う中央銀行への信頼感を揺るがないものにすることだ」と述べた。


「米国や英国の経験を踏まえ、買い入れ規模を決め、インフレ率が2%未満でその近辺の水準に戻るという信頼感を取り戻す」としている。


クーレ専務理事はまた、デフレリスクが2014年夏に高まったと指摘、欧州当局は成長押し上げに向け、政策を総動員すべきだとの認識を示した。


ギリシャの総選挙後に起こり得る事態について問われ、「ギリシャのユーロ離脱は論外」だと答えた。