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山下太郎

大人の言葉、子どもの心 ――思い出を力に変えて http://www.kitashirakawa.jp/yama-no-gakko/?p=3834

大人の言葉、子どもの心 ――思い出を力に変えて | 京都 山の学校|新しい学びの場

 山の学校では『論語』の素読を担当しています。子どもたちと接していると、当時の何が今の自分の心に残っているのかと考えます。そうすることで、子どもたちに接する自分の心や言葉が整えられる気持ちになるからです。

 その後中学に上がり、数学の時間に幾何学を学ぶ ようになると、「あれはこれだったのだ」と合点し、一人でどんどん問題に挑戦するようになりました。 時間はどれだけかかってもいい、回り道をしてもいい、正しい道を歩み続ける限り必ず問題は証明できる、という確信が当時の私を奮い立たせました。その結果、何がどうなったのかと問われると答えに窮しますが、後々幾何学の母体たるギリシャ・ローマ文化に惹かれるようになったのは、このときの経験が一役買ったように思います。

 私にとって、教育とはそういう意味での「思い出の種まき」です。心を込め、祈る気持ちをもって行わなければなりません。月に一度の『論語』の素読の時間は私にとって貴重なひとときです。大人の言葉で書かれた孔子の考えを、いかにかみ砕いて子どもたちに伝えるか。考えるだけでも難しい課題ですが、目の前にずらっと並んだ子どもたちの目を見ていると、言葉は自然と湧いて出てきます。子どもたちに問いを出すと、様々な発想で答えが返るので、同じ言葉を取り上げても、私の解説はいつも違うものになるのが面白いです。

山下太郎

テレンティウス『兄弟』(解説) | 山下太郎のラテン語入門 http://www.kitashirakawa.jp/taro/?p=6020

山下太郎

巧言令色すくなし仁 | 山下太郎のラテン語入門 http://www.kitashirakawa.jp/taro/?p=1542

巧言令色すくなし仁 | 山下太郎のラテン語入門

子どもと心を通わせる言葉のやりとりができたなら、それは本物の言葉です。

ラテン語名文集

Merentem laudāre jūstitia est. ほめるにふさわしい者をほめるのが、正義である。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150129#1422527815
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150129#1422527816
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150127#1422355171