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米GDP プラス2.6%と鈍化 NHKニュース

アメリカ商務省が30日発表した、去年10月から12月までの第4・四半期のGDPの速報値は、年率に換算した実質で前の3か月に比べて2.6%のプラス成長となりました。
前の四半期に当たる去年7月から9月の5%のプラスという高い成長には及ばず、3%を超える成長を見込んでいた市場の予想も下回りました。
項目ごとに見ますと、GDPのおよそ7割を占める個人消費がガソリンの値下がりの恩恵などもあって、4.3%のプラスと力強く増加し、住宅投資も4.1%のプラスでした。
一方で、企業の設備投資は1.9%の小幅なプラスと伸び悩んだほか、輸出も2.8%のプラスにとどまりました。
また、同時に発表された去年1年間のGDPは、前の年に比べて2.4%のプラスで、おととしより成長の勢いが加速しました。
ことしのアメリカ経済は、ヨーロッパや日本が低い成長にとどまるなか、原油安が消費を押し上げ、去年を上回る3%前後の成長となり、世界経済をけん引するという予測が多くなっています。
ただ、急激な原油安でアメリカの石油開発の投資にブレーキがかかっているほか、ドル高の進行が企業の輸出などに影響を及ぼす懸念も指摘されています。