子曰く
人の過ちは
おのおのその党に
おいてす
過ちを観ては
ここに仁を知る
意味−−
過ちというものは
その人その人の
人格や性格に
よって犯す
たとえば
人柄や性格の良い人は
その
良さがアダとなって
過ちを
しでかしてしまうし
人柄が
不人情な人は
それゆえに
過ちを犯す
その人が
どんな人物か
その過ちを
良く見れば
分かる……
という
事だ
子の曰わく、人の過つや、各々其の党(たぐい)に於いてす。過ちを観て斯に仁を知る。
先生がいわれた、「人のあやまちというのは、それぞれの人物の種類に応じておかす。あやまちを見れば仁かどうかがわかるものだ。」