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「昔の名前は忘れてください」−ゴールドマン復活目指す別物 - Bloomberg

拭い去れない悪い評判が、2008年の金融危機から続いているクレジット商品が幾つか存在する。債務担保証券(CDO)とクレジット・デフォルト・スワップCDS)がその代表格だが、この2つを融合した金融商品レバレッジを使うのは言うまでもない)が、何か別物のように違う名前で復活しつつある。


ゴールドマン・サックス・グループ などの銀行が販売に動いている「ビスポーク・トランシュ・オポチュニティー」と呼ばれる金融商品は、単名のCDSを裏付けとし、投資家の注文に応じて組成するオーダーメードのCDOだ。デリバティブ金融派生商品)のプールをリスクの異なる部分に切り分け、ヘッジファンドなどの投資家に販売する。


これらの金融商品は、ファーストロス(劣後部分)を中心に投資したり、借り入れた資金を活用したりすれば、標準的な社債を購入するよりも高いリターンが得られる可能性がある。価値が下落するリスクの方も通常よりはるかに大きいことは、断るまでもない。


ゴールドマンの広報担当マイケル・デュバリー氏(ニューヨーク在勤)は、コメントを控えている。この種の金融商品は、ビスポーク・トランシュと呼ばれることもあれば、「コラテラライズド・スワップ・オブリゲーション」と名付けられることもある。仏銀BNPパリバ が集計したデータによれば、昨年の発行額は最大200億ドル(約2兆3500億円)と、2013年の50億ドル足らずから急増した。

Goldman Sachs Hawks CDOs Tainted by Credit Crisis Under New Name - Bloomberg Business