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おまんじゅう娘

國分功一郎氏は人生相談の相談文を哲学者の文章のように一つのテクストとして読んだ。「文章の全体を一つのまとまりとして眺め、そこを貫く法則を看破し、哲学者が考えてはいたが書いていないことにまで到達しなければならない。」(『哲学の先生と人生の話をしよう』)

おまんじゅう娘

「人生相談を行うためにはその体系性をある程度まで掴み取らねばならない。そしてそのためには、書かれていることだけを読んでいてはダメである。(略)とりわけ、言われていないことこそが重要である。人は本当に大切なことは言わないのであり、それを探り当てなければならない。

「その言われていない大切なことをある程度探り当てたとしても、それをどうやって相手に伝えるか、またそもそも伝えるべきかどうかという問題がある。」(『哲学の先生と人生の話をしよう』國分功一郎

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