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GDP3期ぶりプラスに 年率2.2% NHKニュース

内閣府が発表した去年10月から12月までのGDPの伸び率の速報値は、物価の変動を除いた実質で前の3か月と比べてプラス0.6%と3期ぶりのプラスとなりました。
これを年率に換算しますとプラス2.2%となり、消費増税の影響でマイナス2.3%だった前の期から回復に転じた形となりました。
主な項目では、「個人消費」が消費増税前の駆け込み需要の反動減が一巡しつつあることから、0.3%のプラスとなりました。
「設備投資」も企業業績の改善を背景に、プラス0.1%と3期ぶりのプラスとなりましたが、「住宅投資」は消費増税の影響が続いているため、マイナス1.2%と3期連続のマイナスとなりました。
一方、「外需」は円安などの影響でアメリカやアジア向けの輸出が増えたことから、GDPを0.2%押し上げました。
この結果、去年1年間のGDPの伸び率は実質でプラス0.04%となり、3年連続でプラスとなりました。
また、物価の動きを示す去年1年間の「GDPデフレーター」は、消費税率を8%に引き上げた影響で前の年と比べて1.6%のプラスとなり、消費税率が5%に引き上げられた平成9年以来17年ぶりのプラスとなりました。

焦点:GDP伸び悩みでも名目500兆円目前、来年度2%成長も  | Reuters

2014年10─12月期の国内総生産(GDP)は、消費や設備投資が一向にさえないことが明らかとなった。消費増税の影響が尾を引き、消費者や企業の心理を慎重化させているためだ。


ただそうしたもとでも、名目GDPは500兆円目前まで回復、アベノミクスの成果を強調する材料となりそうだ。さらに2015年度は原油下落の恩恵をフルに受けそうで、一転して2%成長が可能との強気の見方が、多数派となっている。