緊縮プログラム、もう終わっている━ギリシャ首相=独誌 | Reuters
ギリシャのチプラス首相は、現行の支援プログラム延長で合意することはないと言明する一方、ユーロ圏にとどまる考えを示した。独誌シュテルンとのインタビューの一部が17日、公表された。
その中で首相は「われわれにとって、緊縮プログラムはもはや終わっている」と言明。
6カ月間のプログラム延長は理にかなわないとし、「延長を唱える向きは時間の無駄」と述べた。その上で、20日までにユーロ圏の提案に合意すべきとの最後通達を出す余地は欧州にはないとした。
ギリシャは「プランB」を持ってユーロ圏離脱に備えているのかと問われた首相は「そのような計画はない。なぜならわれわれはユーロ圏にとどまるからだ」と答えた。
シュテルンによると、インタビューは前週実施、16日に行った追加の質問の内容も含まれるとしている。