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常磐自動車道 全線開通前に公開 NHKニュース

埼玉県と宮城県を結ぶ常磐自動車道は、震災や原発事故の影響で工事が遅れていましたが、避難区域を通る富岡町常磐富岡インターチェンジと、浪江町の浪江インターチェンジの間のおよそ14キロの区間の工事が終わり、来月1日から全線が開通します。
これを前に17日、開通区間の一部が報道陣に公開されました。
このうち双葉町にある羽黒川橋は、建設途中に震災が発生したため、その後放置されて鉄筋部分などがさび付いていましたが、新たに整備されました。
さらに、この区間原発事故による避難区域を通るため、道路脇ののり面を除染したほか、放射線を抑えるために通常よりも5センチほど厚いコンクリートで舗装されています。
また比較的放射線量が高い場所には、道路脇にモニタリングポストが設置され、線量が表示されるようになっています。
国の去年10月の調査では、この区間を時速70キロで走行した場合の被ばく線量は、自動車の場合、0.20マイクロシーベルト二輪車の場合は0.24マイクロシーベルトで、道路の管理会社によりますと、通行に問題はないとしています。
常磐自動車道の全線開通で人の動きや物流が活発になることが予想され、地元では復旧・復興の加速が期待されています。