テロ対策 ASEANとの連携強化方針を表明へ NHKニュース
若者らが過激派組織IS=イスラミックステートなどの過激な思想に染まってテロを計画したり、過激派組織に戦闘員として加わったりするのを防ごうと、アメリカのワシントンでテロ対策を話し合う会議が開かれていて、日本時間の19日夜から始まる閣僚級の会議には日本から中山外務副大臣が出席します。
この中で中山副大臣は、ISによる日本人殺害事件を強く非難したうえで、テロと闘う国際社会で、日本の責任をきぜんとして果たしていく姿勢を強調することにしています。
そのうえで、インドネシアやマレーシアなどイスラム教徒の多い東南アジア各国に過激な思想が広がらないよう、日本が設立した基金を通じてASEAN=東南アジア諸国連合の過激派対策に資金協力を行うことや、来月マレーシアのクアラルンプールでASEAN各国のテロ対策担当者を集めた会議を日本とマレーシアが共同で開くことなど、日本とASEANの連携を強化する方針を表明することにしています。