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FRB: Press Release--Minutes of the Federal Open Market Committee, January 27-28, 2015--February 18, 2015


米FOMC、早過ぎる利上げ懸念=議事要旨 | Reuters

米連邦準備理事会(FRB)は18日、1月27─28日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表した。時期尚早な利上げは景気回復に水を差しかねないとの懸念が挙がり、金利の先行きを示すフォワドガイダンスの「忍耐強くいられる(patient)」との文言を削除した場合の影響が不安視された。

委員会は国内の経済成長が勢いを増してきているとの認識では一致しているが、インフレ期待が低下し国際情勢が混乱する中で利上げに踏み切っていいものか協議を続けている。


どの指数を見るかによってインフレ期待の動向は異なっており、それをどう見るかで議論が続いている。これについて、今回の議事要旨は「何人かの参加者はコア物価指数が依然弱含んでいることを懸念した」としている。


会合では、最近の物価下落は一時的としながらも、インフレ期待に関する異なった動きを「注視すべきだ」とし、FRBの2%物価目標達成への信認失墜の兆しに注意を払う必要があるとした。

FOMC終了後に公表された声明は、利上げまで「忍耐強くいられる」とし、一部のインフレ関連指標が低下したとの認識も示した。この点について、イエレン議長は昨年12月の記者会見で今後少なくとも2回のFOMCを開くまでは利上げに踏み切ることはないと説明した。


会合では「忍耐強くいられる(patient)」とした文言を削除した場合、利上げ時期の市場予想が「過度に狭い範囲」に絞り込まれてしまう恐れがあるとの指摘が出た。


利上げの開始時期は経済情勢次第との姿勢を維持。早い段階での利上げには慎重な声が挙がった。議事要旨は「多くの参加者は時期尚早の利上げが実体経済労働市場底堅い回復に水を差し、物価と雇用の目標水準までの進展を妨げかねない」としている。


議事要旨ではまた、参加者の多くが「FF金利をより長い期間にわたり、低水準に維持する」方向に傾いていることも明らかになった。

早期利上げに慎重 FRB議事録で判明 NHKニュース

FRBは、アメリカの景気回復を踏まえ、2008年の金融危機以降続けている異例のゼロ金利政策について、「政策転換を始めるまで辛抱強く対応する」という方針を示して利上げの時期を探っています。
FRBは18日、先月下旬に開かれた金融政策を決める公開市場委員会の議事録を公開し、会合では、参加者の多くが、利上げを急ぎすぎるとこのところの景気や雇用の回復を妨げることになりかねないと慎重な姿勢を示していたことが分かりました。
ただ同時に、利上げが遅れるとバブルなどの弊害をもたらしかねないと、速やかな利上げを訴える声もあって、内部で意見が分かれていることも浮き彫りになりました。
FRBの利上げは、早ければことしの半ばと予想されていますが、今回の議事録を受け、市場ではFRBが必ずしも利上げを急いでいないという受け止めが出ています。
また会合では、アメリカ経済が順調に回復するなか、ギリシャの金融支援を巡る不透明感の高まりや、ヨーロッパ、中国経済の減速、さらに急速なドル高でアメリカからの輸出が落ち込むことを先行きの懸念とみていることも分かりました。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150207#1423305404
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150129#1422527825