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与那国町長 自衛隊配備計画に協力 NHKニュース

与那国島では、政府が、南西諸島の防衛体制を強化するため、陸上自衛隊の150人規模の沿岸監視部隊を配備する計画を進めていて、この計画への賛否を巡る住民投票が、22日、与那国町の住民およそ1300人を対象に行われました。
そして、開票の結果、自衛隊の配備に▽賛成が632票、▽反対が445票で、配備に賛成する票が反対を上回りました。
投票率は85.74%でした。
この住民投票は、町議会で、反対派が提案した条例案が可決されて行われたもので、中学生およそ40人を含む未成年や、永住外国人5人も投票の対象となりました。
住民投票の結果に法的な拘束力はありませんが、条例では、町長と議会に対し、結果を尊重するよう求めています。
住民投票の結果について、計画を推進してきた与那国町の外間守吉町長は、記者団に対し、「非常に安どしている。今後は行政運営がスムーズにできると思う。400人以上の反対の人たちの気持ちも察しながら、島づくりにまい進していきたい」と述べ、住民の理解を得ながら、引き続き配備計画に協力していく考えを示しました。
一方、外間町長は、住民投票の対象に中学生以上の未成年も含めたことについて、「国防に関することを子どもたちに判断を委ねるのは大人としていかがなものか。中学生にはやはり投票させるべきではなかった」と述べ、批判しました。