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イラン核協議「進展とは言えず」 NHKニュース

核開発問題を巡って、スイスのジュネーブでは22日、イランのザリーフ外相とアメリカのケリー国務長官が、両国で原子力政策を担当する閣僚を初めて参加させて協議を行ったほか、イギリスやロシアなども加えた関係国による次官級の全体会合がほぼ1か月ぶりに開かれるなど、協議が活発化しています。
現地では23日も、イランとアメリカが協議を行っています。
この協議を前に、イラン側の実質的な交渉責任者を務めるアラグチ外務次官は、国営放送に対し「いくつかの問題では解決策が見いだされ、政治判断を下すべきときを迎えている」と述べ、一連の協議では建設的な議論が行われているとの考えを示しました。
その一方で、「重要な問題では、包括的な解決策にたどりついていない。立場の隔たりは残っており、進展があったと主張できる段階ではない」と述べ、イランに認めるウランの濃縮活動の規模や制裁解除の方法など、主要な争点については対立が続いているとの認識を示しました。
イランと欧米側は、6月末までの最終合意の実現に向け、まずは枠組みを来月下旬までにまとめたいとしていますが、交渉は難航しています。