https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

世界貿易の「体温」バルチック指数が反転、先行き不安も | Reuters

ばら積み船運賃の国際市況を示すバルチック海運指数が上昇し始めている。昨年11月からほぼ一本調子で下落し、過去最低水準まで落ち込んでいたが、切り返してきた。

世界貿易の「体温」を示すといわれるバルチック(・ドライ)海運指数.BADIが2月18日の509ポイントを底に反転している。1985年1月の統計開始以来の過去最低水準まで落ち込んでいたが、26日には533ポイントまで約4.7%上昇した。


中国の春節が終わり、同国の資源輸入が動き出したことが、石炭や鉄鉱石、穀物など乾貨物(ドライカーゴ)を運ぶばら積み船の運賃反転のきっかけとなった可能性もある。ただ、一度動き出すとしばらく同方向に続き続ける特徴を持つ指数だけに、世界貿易回復の兆しではないか、と注目を集めている。

世界的な金融緩和と低金利は、低成長の裏返しでもある。景気が順調に回復し、株高を正当化してくれればいいが、株高だけが突出し、期待通りに景気が回復しない場合、調整の幅は大きくならざるを得ない。