ネムツォフ暗殺: 反プーチン偽装作戦!: マスコミに載らない海外記事
ワシントンのクーデター前に、彼は“我々はヨーロッパとの統合へ向かうウクライナを支持する…ウクライナを支援することで、我々は自らを支援することになる。”と述べていた。
アレクセイ・ナヴァルニーや、ガルリ・カスパロフ、ウラジーミル・リシコフや、他のプーチン反対派と同様、彼は、緊密な欧米とのつながりがあった。
彼は全米民主主義基金(NED)経由で、国務省から資金を得ていた。世界中で、民主主義に対する戦争を行っている機関だ。
アメリカ権益を推進する機関で、重役会メンバーにはネオコン過激派が揃っている。
2009年、ネムツォフとカスパーロフは、オバマと直接会っている。彼らは対プーチン戦術 - 言い換えれば、政権転覆について議論した。
ネムツォフ暗殺は、戦略的に、時期を選んで実施された - 日曜日のヴェスナー(ロシアの春、反政府)反対抗議行進直前だ。
抗議行動は、いまやネムツォフ追悼集会となり、反プーチン/親欧米の日和見主義者/便利な傀儡を、こじつけで殉教者に置き換えようとしている。
あきらかに、プーチンが得るものは皆無だ。ロシアを不安定化することで、アメリカのならずもの連中が得る恩恵は実に大きい。
もし、プーチンがネムツォフに死んで欲しくとも、マフィア風契約殺人を命じるというのは、とうてい考えがたい。“不幸な”飛行機や自動車事故の方が、ずっとありそうだ。
ワシントンにとっては、彼を重要な野党政治家として彼を生かしておくより、ネムツォフの受難の方が遥かに価値がある。
困難な経済状況にもかかわらず、プーチン支持率は、85%を超えている。ネムツォフの党は5%以下だ。彼は人気者だったわけではない。大半のロシア人は彼を嫌っていた。