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ロシア 野党指導者追悼の行進で50人以上拘束　NHKニュース

モスクワでは、プーチン政権のウクライナ政策に批判的な立場をとっていた野党指導者のネムツォフ氏が何者かに銃で撃たれて殺害されたことを受けて、追悼の行進が１日行われ、主催者によりますと、４万人以上が参加しました。
この行進で大きな混乱はありませんでしたが、ロシアのメディアによりますと、参加者５０人以上が治安を乱した疑いで警察当局に拘束されたということです。
プーチン政権は行進のさなかに、警官隊と参加者の間で大きな衝突が起きれば政情の不安定化につながりかねないとして、参加者の一部を拘束したとみられています。
プーチン大統領は、ネムツォフ氏の殺害について、政権側に殺害の責任を負わせてダメージを与えるねらいがあるという見方を示しています。
一方、拘束された中には、ウクライナ議会のゴンチャレンコ議員も含まれていました。
ゴンチャレンコ議員はその後、解放されましたが、議員が一時的に拘束されたことで、ロシアとウクライナの新たな対立の火種となるおそれが出ています。