孫正義が語るコンピュータ進化論〜人工知能に感情は必要か? | ログミー
そんな大転換があるという人々の生活の中で、ソフトバンクは何をしたいのかということであります。ソフトバンクの未来の人々への責任というのは、未来の人々を幸せにする。そのために我々は情報革命を行うということであります。
間違った情報革命をしてしまうとですね、単にお金のために、人々を支配するためにこの恐ろしい武器を使うということで、そのエゴ的な、恐ろしい黒い心で新しい人類の武器を手にしてはいけない、というふうに我々は思うわけであります。
最先端のテクノロジー。最も優れたビジネスモデル。これを使って情報革命を通じて人々の幸せに貢献したい。人々を幸せにしたいということであります。
何が生まれるのかと。一言でいうと、脳型コンピューターが生まれるというふうに思います。脳型コンピューター。
孫正義氏「それでも人は、愛を求める」 300年後、テクノロジーが人類の価値をどう変えるかを大予測 | ログミー
コンピューターが自ら感情を持って、自らの意志を持って人間よりもはるかに優れた知恵と知識を持って、自らの意志で動き始めたら、ある意味怖いことでもあります。
逆に言うとですね、コンピューターが人間をはるかに越える知恵だけを持って、この知恵だけでゴールを満たそうとすると、先程の暴走まで最短距離を走ろうというものが出ます。
むしろ私は暴走を止めるためには、本当に高い次元、深い次元の感情、つまり人々が持つ豊かさだとか、優しさ、愛情というものを、むしろコンピューターに持たすことが、コンピューターの脳を制御するというふうに逆にいくのではないかというふうに思うわけであります。「超知性」の実現。超知性というのは、むしろハートを持たせる。
心を持たせる。豊かな優しさ、愛情を持たせるほうが脳型コンピューターにとって正しい進化ではないかというふうに私は思うわけであります。
つまり情報革命で機械的な目的を達するということではなくて、情報革命でコンピューターは超知性の脳型コンピューターは人々を幸せにする。
人間が人間を幸せにするように、機械が人間を少し幸せにしはじめてくれているように、超知性のコンピューターが人間をより幸せにするために共存していくというふうに思います。
本当にそうなのかって、皆さん疑念をもたれるでしょう。
機械妖怪に支配されることになる。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150306#1425638596
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150226#1424947707