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首都高速の中央環状線 全線で開通 NHKニュース

首都高速道路中央環状線は、新宿や渋谷などの副都心や臨海部などを輪のようにつなぐ全長およそ47キロの路線で、このうち最後に建設されていた目黒区の大橋ジャンクションと品川区の大井ジャンクションの間のおよそ9.4キロの区間が、7日開通しました。
午前中には開通を記念して、品川区西五反田の地下トンネルで東京都の舛添知事や太田国土交通大臣などおよそ300人が参加して式典が行われました。
式典では舛添知事が「首都圏にある3つの環状道路のうち最も内側の輪が完成します。オリンピック・パラリンピックまでに渋滞のない都市にしていきたい」とあいさつしました。
このあと、地元の子どもたちが旗を振るなか、完成したばかりの道路を往年の名車などが走る「通り初め」が行われました。
午後4時には一般車両の通行が可能になり、高速道路のトンネルとしては世界一の長さとなる山手トンネルを次々に車が走っていました。
この様子を見学しに来ていた地元に住む30代の女性は、「家の近くに中央環状線の入り口が出来たので、今度使ってみたいです。この道路が出来て都心の渋滞がなくなるといいと思います」と話していました。
首都高速道路会社によりますと、中央環状線の全線開通で車の通行が分散し、内側の首都高速道路の渋滞や混雑が4割ほど緩和すると見込まれているほか、羽田空港へのアクセスの向上や物流のスピードアップなども予想され、大きな経済効果も期待されるということです。