https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

マレーシア機不明から1年 手がかりなし NHKニュース

乗客乗員239人を乗せたマレーシア航空370便は、1年前の8日、クアラルンプールから北京に向かう途中、消息を絶ち、オーストラリアの西のインド洋に墜落したと見られていますが、発見につながる手がかりは見つかっていません。
こうしたなか、マレーシア政府が任命した専門家チームは8日、原因調査の途中経過を発表しました。
それによりますと、調査では出発前の機体の状態や通信システムの記録を調べたほか、乗員の家族など120人以上から話を聞いたということですが、これまでのところ機体に大きな欠陥などはなく、乗員の勤務態度や健康状態などにも問題はなかったとしています。
マレーシアのナジブ首相は8日に声明を発表し、「外国の協力を得ながら、機体を見つけるため、今後も捜索を続けていく」として、捜索を継続する方針を強調しました。また、捜索を主導するオーストラリアのアボット首相も8日に記者団に対し、5月までに機体を発見できない場合、範囲を広げて捜索を行う方針を示しました。
両国首脳の発言は、行方不明から1年となり、捜索の打ち切りを懸念する乗客の家族に配慮したものとみられますが、捜索にかかる多額の費用の負担をどうするのかが課題となっています。