「ファミマ」と「ユニー」 経営統合協議入り決定へ NHKニュース
関係者によりますと、コンビニ大手で業界3位の「ファミリーマート」と、4位の「サークルKサンクス」を傘下に持ち愛知県を中心にスーパーを展開する流通大手「ユニーグループ・ホールディングス」は、10日、それぞれ取締役会を開き、経営統合に向けて本格的な協議に入ることを正式に決めることにしています。
また、統合の形態や時期などについて協議をする専門組織の設置を決める方針で、両社はこうした内容を午後、記者会見して明らかにする予定です。
今回の統合が実現すれば、コンビニの店舗数では1万7600近くとなり、業界首位のセブンーイレブン・ジャパンに並ぶ規模となります。
今後の協議では、コンビニのブランド名をどうするかや、統合によってコンビニやスーパーなどさまざまな事業でどのように相乗効果を高めていくのかなどが話し合われる見通しです。
ただ、両社のコンビニは同じ地域内で近接した店舗もあることから、今後、店舗の統廃合をどの程度進めていくのかや、売り上げが低迷しているユニーのスーパー部門をどのように経営していくかなどが焦点となりそうです。