プーチン大統領;クリミア編入の理由を説明 - The Voice of Russia
プーチン大統領は、9日月曜日夕方、ロシアのTV第一チャンネルでその一部が紹介されたTVフィルム「クリミア、祖国への道」のためのインタビューの中で「クリミアのロシアへの編入は、住民をウクライナの民族主義者から護るためになされた」と説明した。
リア-ノーヴォスチ通信は、大統領の発言を次のように伝えた―
「私は、自分の同僚すべて、その数は4人だったが、彼らに、我々がクリミアをロシア連邦の構成主体に戻す仕事を始めなければならなかった状況がウクライナで展開されたのだ、と説明した。我々は、クリミアを、そしてそこに住む人々を見捨てることができなかった。彼らの運命は、民族主義者らの専横の下にさらされていた。
ウクライナでのクーデター後、クリミアでは非公開の世論調査が実施されたが、住民の75%がロシアとの再統合を望んでいることがわかった。
もしクリミアの人々が、ウクライナの構成体として残りたいと望んだなら、そうさせただろうが、ロシア連邦への編入を望んでいる以上、彼らを見捨てるわけにはいかないと、私は当時決心した。我々は、住民投票の結果を知っている。我々は、そうする義務があったように行動したのだ。」
昨年3月16日、クリミアでは住民投票が実施され、参加者の96%がクリミアのロシア編入に賛成した。そして18日、クリミア共和国当局とロシア政府との間で、クリミアとセヴァストーポリを新しい構成主体としてロシア連邦に編入する合意が調印された。