両陛下は、１４日、仙台市で開かれる国連防災世界会議の開会式に出席し、被災地の復興状況を視察するため、１３日から３日間の日程で宮城県を訪問されています。
国連防災世界会議は、世界の国々が今後、取り組むべき防災対策の指針を決めるため国連が主催する国際会議で、３回目となる今回の会議は１４日から５日間、仙台市で開かれます。
１３日はメイン会場となる仙台市青葉区の仙台国際センターで準備会合が開かれ、各国の政府の代表団などおよそ２００人が参加し、会議で取りまとめる予定の新たな防災の指針について議論が行われました。
１４日からの会議には国連のパン・ギムン（潘基文）事務総長をはじめ、世界の首脳級およそ３０人、閣僚級およそ１００人が参加するほか、仙台市内を中心に関連のシンポジウムや講演会が開かれ、延べ４万人以上が参加する予定で、東日本大震災の発生から４年がたった被災地から、教訓や復興の現状を世界へ発信します。
