今朝の朝日新聞に掲載された対テロ専門家・ジャーナリストによる日本人IS拘束問題に対する安倍首相への批判は実に厳しい。「率直にいって、大きな政治的過失」と。http://ow.ly/KsNr1
「そもそも、日本人がＩＳに拘束されたことが分かっていたのに、安倍晋三首相がなぜＩＳ対策として２億ドル拠出を表明したのか。私には理解できません。率直にいって、大きな政治的過失だったと思います」http://ow.ly/KsNxk
――安倍氏が表明したのは人道支援で、それを問題視するのは筋違いでは［…］。
「真に人道的なことをしたいのなら、…ほかの道が…。民主的な選挙で選ばれた政府に代わってできたエジプト軍事政権の前で、資金拠出を表明する必要はありませんでした」http://ow.ly/KsNET
「安倍首相はＩＳの政治的な能力や知識を過小評価していたのではないですか。ＩＳにとって、日本人人質事件は自分たちの力を世界中へさらに売り込む手段でした。日本国内でもＩＳへの感情的な反応が生み出され、…驚くほど都合の良いＰＲになったのです」http://ow.ly/KsNJb
「ＩＳへの対抗姿勢を明確にした人道支援表明の背景に、安倍氏の憲法改正への意欲があったという理解が国際社会に広まっています」http://ow.ly/KsNMP
「首相は日本国民の代表としてそこにいるのであって、独裁者ではない。国民の総意に基づかずに、どんな形の関与も表明するべきではなかったのです。これまでなら、政治責任が問われたのではないですか」 http://ow.ly/KsNP7
