気象庁によりますと、２３日は日本海側などで雲が広がっていますが、太平洋側は広い範囲で晴れて穏やかな天気となっています。
東京・千代田区の靖国神社では、２３日昼前、気象庁の担当者がサクラの開花の目安にしているソメイヨシノに６輪以上の花が咲いているのを確認し、気象庁は「東京でサクラが開花した」と発表しました。
東京での開花は、平年より３日、去年より２日いずれも早くなりました。神社を訪れていた人たちはサクラの観測の様子を見守り、開花が確認されると拍手がわき起こっていました。
サクラの開花は、２１日以降、九州や四国、東海の各地で観測され、各気象会社によりますと、西日本と東日本では来週にかけて開花が相次ぐと予想されています。
ただ、気象庁によりますと、これから２５日にかけて上空にこの時期としては強い寒気が流れ込むため、ほぼ全国的に気温が低めになり、日本海側では風や雪が強まる見込みで、気象庁は地元の気象台からの情報に注意するよう呼びかけています。
