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東シベリアの原油輸出 1億トンに NHKニュース

ロシアでは、東シベリアの油田地帯で生産された原油を全長およそ4800キロのパイプラインで極東の港に運び、タンカーで日本や中国などに輸出する事業が2009年の末から行われています。
ロシア国営のトランスネフチ社によりますと、この5年余りの間で輸出量が合わせて1億トンに達し、24日、原油を輸出する港があるロシア極東のコジミノで、大台の達成を祝う式典が開かれました。
式典会場は首都モスクワとテレビ中継でつながれ、トカレフ社長は「アジア太平洋地域の原油の需要は拡大しており、この地域への輸出は今や最優先事項となっている」と述べました。
トランスネフチ社によりますと、去年は2490万トンがアジア太平洋地域の11の国や地域に輸出され、輸出量の内訳では、日本が全体の36%で最大となっているほか、中国が24%、韓国が15%などとなっています。
原油安が長引くなか、ロシアは、アジア太平洋地域への輸出を増やすことで利益を確保したい考えで、大口の輸出先となっている日本などへの売り込みをさらに強めたい考えです。