https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

イラン核協議 日程延長しぎりぎりの交渉 NHKニュース

国連安全保障理事会常任理事国にドイツを加えた6か国とイランは、核開発問題の解決に向けた最終合意の枠組みをまとめるため、3月31日の交渉期限を延長して協議を続けています。
スイスのローザンヌでは、1日も外相級の全体会合やアメリカとイランの2国間の会合など、さまざまな形で交渉をしましたが、丸一日が経過しても妥協点を見いだせていません。
双方の間には、イランに対する制裁の解除の方法などを巡り、依然として隔たりが残っているものとみられ、イランのザリーフ外相は「交渉の進展には、政治的な意志と柔軟性が必要だ」と述べ、交渉は欧米側の決断にかかっていると強調しました。
これに対し、ドイツのシュタインマイヤー外相は、交渉にはまだ時間が必要だとの認識を示したうえで、「今夜、新しい提案が出される。この提案が十分かどうかは分からないが、合意は可能だ」と述べました。
さらに、アメリ国務省のハーフ報道官代行は、ケリー国務長官が少なくとも現地時間の2日午前まで協議の場にとどまることを明らかにするなど、各国はさらに日程を延長して、ぎりぎりの交渉を続けることにしています。

イラン核開発問題 夜を徹し交渉続く NHKニュース

国連安全保障理事会常任理事国にドイツを加えた6か国とイランは、核開発問題の最終的な解決に向けた枠組み作りを目指しスイスで交渉を続けていますが、期限から丸一日たった1日も結論を出すことはできませんでした。
双方が譲歩しない姿勢を貫き、交渉がこう着状態に陥るなか、1日の深夜、いったん帰国していたフランスのファビウス外相が再び交渉に合流しました。
ファビウス外相は、記者団に対し、「ゴールラインまであと数メートルだ。しかし、その最後の数メートルが最も難しい」と述べ、合意への意欲を示したうえで、イランによる核の軍事利用を確実に防ぐ合意を実現するためには、イラン側の譲歩が欠かせないとの考えを強調しました。
ファビウス外相は先に、交渉の席を離れた際、「必要ならば再びスイスに戻り交渉に参加する」と述べており、みずからが交渉に戻ることでこう着状態を打開するねらいがあるものと見られます。
アメリカのケリー国務長官は、2日未明にファビウス外相と意見を交わしたのに続いてイランのザリーフ外相と交渉を行い、午前6時ごろにいったん休憩に入ったということです。交渉は、数時間後、現地の午前中には再開される予定で、妥協点を見いだすことができるのか注目されます。