ジャナスのグロス氏、ブリッジウォーターの投資戦略を手本に | Reuters
ビル・グロス氏は1日付の最新リポートで、世界最大のヘッジファンド会社ブリッジウォーター・アソシエーツの投資戦略を手本にしていることを明らかにした。
資産運用規模約1690億ドルのブリッジウォーターは、株式や債券、コモディティのリターンを最大化するためにレバレッジを活用している。 グロス氏は「短期金利が低く推移し続けている限り、安くレバレッジを掛けることがアルファ(市場平均を上回る収益率)を生み出す戦略だ」とした。
グロス氏は、欧州中央銀行(ECB)の量的緩和によりドイツ国債利回りが低く抑えられ、ひいては米国債と英国債の利回りも上昇が抑制されそうな点に、最も魅力的な投資機会が潜んでいると指摘した。
「明らかに過大評価されたこれらの資産を購入することはしないが、これら資産のボラティリティを売る。例えば0.2%前後のドイツ10年国債利回りが今後3カ月間、マイナス0.05%まで下がらず、プラス0.5%まで上がらないのなら、その方がずっと高いリターンを確保できる」とグロス氏は説明した。
Bill Gross’ April Investment Outlook, “March Madness,” is now available. http://bit.ly/1CA62uX
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150310#1425984639
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150307#1425724408
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150303#1425379166
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150223#1424688284