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Jun / Джюн

徒然草を久々に読んで思うが、鎌倉時代から変わってないのね、日本。


「いにしへのひじりの御代の政をも忘れ、民の愁、国のそこなはるゝをも知らず、万にきよらを尽していみじと思ひ、所せきさましたる人こそ、うたて、思ふところなく見ゆれ。(第二段)」

「古代の聖人の治世を忘れ、民衆の心配や国家の損失も考えず、財政の無駄遣いの限りを尽くし、素晴らしいなどと思い、ふんぞり返っている様な役人や政治家は、何ともひどくて浅はかだと思う」


これ、若干意訳してるけど、徒然草の第二段since 1330! www

民主政治だろうが、独裁政治だろうが、貴族政治だろうが、聖書のコヘレトの言葉の様に、この地上に新しい事は何一つ無いのですよね。

第1章第9節|傳道之書(文語訳)|旧約聖書- Wikisource

第1章第9節|伝道の書(口語訳) |旧約聖書- Wikisource

コヘレトの言葉 - Wikipedia

すべてに耳を傾けて得た結論。
「神を畏れ、その戒めを守れ。」
これこそ、人間のすべて。

― (12:13)

ソロモンは人生の意義に有益な格言を見つけてはそれを自賛していたのだが、いつも次の瞬間には不満になり、なぜそれが格言として不適格なのかを解き明かす。いわく、格言とは人間に、痛み、苦しみ、虚しさをも覚えさせるというのであった。人生のあらゆる出来事を心に刻み込んだ晩年のこと、ソロモンは人生に秘められた真の意義と人間を幸福に導く生き方について熟考しているとき、ついに極意を得るに至る。それを言葉にしたのが、すでに引用した12章13節の一文である。

「天の下に新しきものなし」ということわざを聞いたことがあるが、その出典を知りたい。 | レファレンス協同データベース
ドラッカーとの対話  未来を読みきる力 10 | 株式会社シニア・イノベーション

ドラッカーの場合、確かに多くの最新情報を自分でもせっせと入手して勉強しているが、各種のリポートや書籍やデータを読むと同時に、話をよく聞くというところにその特徴が見られる。

さらにドラッカーがいつも意図していることは「ミーニング(意味)のマネジメント」である。

すなわち、現在のような情報の洪水のただ中にあって、各データがいったいどういう意味を持つのか、意味の構造はどう描けるかを、なんとか自分でまとめ、くくり直しながら思考を進めていく。

そして自分の今までの考え方の枠組では、そこでのミーニングが吸収できないと、
その枠を思い切って外して新しい仮枠を作る。

そしてその中に、そうした情報が整合性を持ってはめこまれるかどうかを、ドラッカーは絶えず検証しようとする。

こうして古い枠を外して新しい思想を絶えず作り直していくところに、ドラッカーの思想の秘密のひとつがあるように思えてならない。

第2は、ドラッカーは革新を口にし、創造を重視するが、基本的には「天が下に新しきものなし」という考え方に徹しているように思えることがある。

世の中には様々なファクターがあるが、それらは新しい組み合わせと新しいうねりであり、一見新しい形で現れるように見えるけれど、基本的にそこでの素材はさして変わらない、という発想がそこにあるのではなかろうか。

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