米大統領選、共和党ポール議員が出馬表明 与野党双方を批判 | Reuters
３月実施されたロイター／イプソスの調査によると、共和党で出馬が予想される候補のうちポール議員の支持率は８．４％。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事、スコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事、アーカンソー州知事だったマイク・ハッカビー氏に支持率で先行され、他４人の候補であるクルーズ議員、ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事、神経外科医のベン・カーソン氏、マルコ・ルビオ上院議員とほぼ同率となっている。
ポール氏は、保守派の草の根運動「茶会」（ティーパーティー）の支持を受けて当選。この数カ月では主流派に加え、共和党が取り込めていなかった少数派などの支持を集めようと模索している。
米大統領選 共和党ポール上院議員が立候補表明 NHKニュース
アメリカの野党・共和党のランド・ポール上院議員は７日、地元ケンタッキー州で演説し、「きょう、偉大なアメリカを取り戻す旅に出ます。アメリカの将来像をともに描きましょう」と述べ、来年行われるアメリカ大統領選挙への立候補を表明しました。
ポール氏は５２歳。２０年以上にわたって下院議員を務めた父親を持ち、小さな政府を目指す立場からアメリカ軍の海外派兵に慎重な姿勢を示していて、若者を中心に根強い支持があります。
共和党からは先月、保守強硬派として知られるテッド・クルーズ上院議員が立候補を表明したほか、ブッシュ前大統領の弟のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事やウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事らも立候補する見通しです。
また、与党・民主党からは大本命と目されるヒラリー・クリントン前国務長官が今月中にも立候補を表明するものとみられ、オバマ大統領の後任選びに向けた争いが本格化します。
