英石油探査会社UKオイル・アンド・ガス・インベストメンツ(UKOG)(UKOGa.L: 株価, 企業情報, レポート)は9日、推定埋蔵量が最大1000億バレル規模の石油資源をロンドン近郊のガトウィック空港付近で発見したと発表した。
これを受けて同社の株価は一時200%上昇した。メディアは同地域を「英国のダラス」と呼んだが、実際に回収できる石油はほんの一部とみられることもあり、石油業界アナリストは慎重な見方をしている。
サンダーソンCEOは推定埋蔵量1000億バレルのうち、回収できるのは5─15%で、これは2030年までに英国が必要とする原油の10─30%をウィールド地区が賄えることを意味すると指摘した。