ロシア経済は回復基調、原油依存低減で−副首相インタビュー - Bloomberg
ドゥボルコビッチ副首相は世界経済フォーラムの東アジア会議が開かれているジャカルタでブルームバーグとのインタビューに応じ、「原油価格は以前ほどロシア経済にとって重要ではない」と発言。世界の状況やロシアの国内政策など別の要因が自国経済に影響を及ぼしているとし、「原油価格に関する限り、ロシアは異なる価格でもやっていくことが可能で、成長し得る」と付け加えた。
ブルームバーグが国際通貨基金(IMF)と世界銀行が発表した最新のデータに基づいて算出したところによれば、原油輸出がロシア経済に占める割合は2013年が約13.1%と、11年の14.6%から低下した。
ドゥボルコビッチ副首相は「第1、2四半期に既に回復兆候が出ている」とし、「製造業はさらに低迷する可能性があるが、全体的な金融市場とロシアの銀行システム、国内経済は安定しつつある」と指摘した。