マンガ右翼からテレビ右翼へ。 - 哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』
現代日本人は本は読まないが、テレビは見ている。
というわけで、元日本テレビのキャスターだった典型的な「テレビ右翼」=「櫻井よしこ女史」等の「受け売り憲法改正論」を徹底批判するコラムを、「週刊金曜日」に書いた。来月5日ぐらいに発売されるようだ。
櫻井よしこ等の憲法改正論には、「中国脅威論」を煽るだけで、「米軍支配からの脱却」というもっとも重要な「対米独立」の思想がない。要するに、米軍支配を受け入れ、つまり、米国の植民地的支配を受け入れることで、中国脅威論に立ち向かおうというわけだ。安倍首相やその仲間たちの憲法改正論は、「国家主権の回復」という元々の憲法改正の目的を忘れているというほかはない。