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安倍氏 戦後秩序への挑戦 「ベルサイユ体制」の打破だ でも米国には僕ちゃんを守って欲しい

安倍氏は戦後70年の談話では、明確に村山談話を承継をすることを拒否しています。
 口で「全体として引き継ぐ」と言っていますが、全く引き継いでいません。
 誰もそのようには考えていないのも、これまた自明なのです。
 ネットウヨクたちは、この「安倍談話」に小躍りするわけです。それはそうでしょう、その趣旨が安倍氏のいう「戦後レジームからの脱却」なのですから。
 ネットウヨクたちも「全体として引き継」がれているとも思っていない。
 ましてや安倍政権に批判的な人たちは、当然のことながら、誰1人、承継しているなどとは思ってもいないのです。

 安倍氏から言わせれば戦勝国によって作られた戦後体制には大いに不満だったわけでしょう。
 戦勝国によって敗戦国に犠牲を押し付けてきただけだ、勝者の論理だけがまかり通ってきたのだ、日本の大東亜戦争は正義の戦争なのだ! という発想しかないものだから、とにかく安倍氏の頭の中には大日本帝国の再建しかないのです。
 安倍氏は、ヒトラーがベルサイユ体制の打破を掲げてやってきたのと同じような幻想が頭の中で妄想されていることでしょう。
 それは同時に米国を中心に作り上げられた戦後体制をぶっ壊せということでもあります。

 当面は、集団的自衛権の解禁とその法制化に向けては安倍氏は使えますが、それ以降は危険分子でしかなくなります。
 幼児レベルの思考しかできないために余計に手に負えません。

 これが日本の首相とは。 

 それでも安倍氏は、米国に見離されるのが怖いから、口では「全体として引き継ぐ」なんて心にもないことを言っているし、靖国神社公式参拝もできずにいますが、気は小さいんでしょうね。
 影では、安倍氏は米国を罵倒しているかも。

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