総務省の推計によりますと、先月1日現在の15歳未満の子どもの数は、男子がおよそ828万人、女子がおよそ788万人で、合わせておよそ1617万人でした。これは比較が可能な昭和25年以降で最も少なかった去年よりも16万人少なく、昭和57年から34年連続の減少となりました。
また、総人口に占める子どもの割合は、去年を0.1ポイント下回る12.7%で、昭和25年以降で最も低く、昭和50年から41年連続の低下となりました。
一方、去年10月1日現在の都道府県別の子どもの数を前の年と比較すると、増加したのは1万4000人増えた東京都だけで、そのほかでは、大阪府で1万6000人減少するなど、46道府県で横ばいか減少となりました。都道府県別の子どもの割合は、最も高かったのが沖縄県で17.5%、最も低かったのが秋田県で10.8%でした。