米上院の民主党院内総務、TPA法案成立先送りの意向=側近 | Reuters
米上院のリード民主党院内総務は、環太平洋連携協定(TPP)の妥結に不可欠な貿易促進権限(TPA、通称ファストトラック)法案について、成立を先送りしたい意向だ。
リード氏の側近が4日に明らかにした。
側近によると、道路や橋梁の修繕・新設費を手当てする法案などを優先させるためという。TPA法案の成立は早くても6月となる可能性がある。
多くの民主党議員はTPA法案に反対しているが、上院通過に必要な票数は得られるとみられている。